|
□犬の老化は、いつごろからはじまるの??
大型犬で5歳〜7歳、小型犬で10歳〜12歳前後で老化がはじまるといわれています。
老犬は、筋力や身体の機能の衰えから不安になり、時には飼い主への甘えたり訴えたりもします。飼い主は、それが老化によるものときちんと理解することが大切です。そして、老犬の介護は、想像以上に大変なこと!時には周りに相談したり、ストレスを解消することも大切です。はぴドッグでも悩みや相談などをお受けしておりますのでぜひご利用下さい。 |
|
|
|
□呼んでも反応がない(耳が聞こえない)
□走ったり昇り降りなどが辛そう
□トイレを失敗するようになった
これは、老化により排泄量や回数が自然と多くなり、
トイレまで我慢できないといった症状によるものです
□不安になり、飼い主の気をひくために問題行動をとる
□夜泣きをする
□飼い主を認識できない
身体の機能低下、痴呆など老化の症状によるものです
□痴呆症
ぐるぐると同じところを回ったりします |
|
|
|
|
|
|
犬は、老化が進むと、飼い主の介護なしでは生活できなくなります。
愛犬の老化を家族全員が理解し、そして家族全員で介護することが大切です。みんなで介護することにより、老犬の介護疲れも軽減されます。
|
〜主な老犬の介護と、生活上で気をつけてあげたいこと〜 |
□犬のまわりの模様替えは極力さける
視力がおちているため、壁やものにぶつかることもあるので、
住み慣れた生活のままにしてあげましょう。
□できるだけ室内で飼う
体温調節機能も衰えているため、温度調節にも気をつけてあげましょう。
飼い主がいつでも見えることにより、愛犬の不安を取り除くことができます。
□食事は、低カロリーで消化のよいものを!
胃腸が弱いため、ドライフードならふやかして与えましょう。
□散歩はできるだけしてあげよう
筋力の衰え防止、肥満防止や気分転換・ストレス解消にもなります。
人ごみや段差のある場所をさけて外へ連れて行ってあげましょう。
足腰が弱いようなら、介護用のハーネスを使うといいでしょう。
□トイレを失敗しても叱らない
トイレそのものを我慢するようになってしまいます。
トイレをハウスの近くにしたり、おむつを使ったりして工夫しましょう。
□寝たきりなら、床ずれにも注意を!
皮膚も老化し、数時間同じ体勢でいるだけで床ずれができることもあるので
予防しよう。
柔らかいベットに変えてあげましょう
2・3時間ごとに身体の向きを変えてあげましょう。
床ずれ防止用クッションなどもショップで販売されています。
□栄養吸収を助けるサプリなども検討しよう |
|
|
→気になったら病院へ |
- 白内障
目が白く濁り、視力が低下
- 腫瘍(ガン)
病気による犬の死因上位に
良性か悪性かは見た目では判断が難しい
|
〜よくみられるガンの症状〜
- 食欲がない、元気がない
- 尿や便に異常がある
- 舌や歯茎が白い
- やせてきた
- しこりがある
- 口、鼻、肛門から血や膿がでる
- 毛のつやが悪い
- 体臭がきになる
気になる症状があったら、すぐ病院へ |
- 歯周病
歯肉が腫れたり、口臭がきつくなる
- 心臓の病気
心不全や僧帽弁閉鎖不全症などにかかりやすく、咳や呼吸困難などの症状がある
- 腎炎
尿量の減少、嘔吐、脱水などの症状がある
- ホルモンの病気
糖尿病や甲状腺の病気など
- 前立腺肥大症
オスがかかる病気で、排便がうまくできないなどの症状がでるが、去勢により予防できる
- 子宮蓄膿症
メスがかかる病気で、多飲多尿、便秘や嘔吐などの症状がみられ死に至ることもある
- 関節炎
足を引きずるなどの症状があらわれる。関節に負担をかけるため肥満にも注意!
|
|
|